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注・自分で適当に工夫して考えた方法です。 危険な作業があります。 もしやるなら、自分の責任でよく注意して作業しましょう。 ・私はチープにやることを目指しています。 お金がある人は、ちゃんとした器具がありますから、 それを買ってやってください。 ⇒Sea Force Co. ここに書いてある方法は、銀庵さんのところで 解説してあるのを、焼印用にアレンジした方法です。 詳しくはそちらを参考にしてください。 |
○準備 素材 銀です。 熔かすためのものは、笹吹きという名前で売ってます。 つぶつぶのものです。 私は適当なかけらが幾つかあったので、それを使いました。 別に銀じゃなくてもいいと思います。 私は真鍮でやってみたんですけど、上手くいきませんでした。 ある人に、真鍮だと粘度が高いから難しいと アドバイスをいただきました。
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@石膏に彫る 適当な容器に石膏を流して、石膏の板を作ります。 固まったら(30分〜1時間)それを、 作りたい焼印の大きさより大きめに切ります。 それに、鉛筆で下書きをしてから図案を彫ります。 この石膏が型になるので、鏡対象にしないでよいです。 彫ってへこんだ部分が、焼印では出っ張り(焼ける部分)となります。 千枚通しや、釘なんかを駆使して丁寧に彫ってください。 焼成用の石膏は脆く、欠けやすいので難しいです。 彫る深さは、1mm弱でよいです。 できるだけ同じ深さで彫った方がよいですが、 難しかったら深めに彫って、鋳造してから平らにすればよいです。 |
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A肉付け 彫るのに成功したら、ろうそくで肉付けします。 ロストワックスでは、ロウの形がそのまま銀になるのです。 彫った部分の周りに、1mmくらいの隙間を空けてペンなどで 囲み状の印をつけます。 焼印の土台がここまでくるよという印です。 ろうそくに火をつけて、ぽたぽたと掘った部分にたらします。 興奮はしないでください。 印からはみ出してもいいです。後で削りますから。 そのための印です。 厚さも、思うより厚めに盛って下さい。 ろうそくは固まるときに、かなり引けてしまいます。 蝋が固まったら、さっきつけた印までロウの横を削ります。 カッターとかでできると思います。 横を削ったら、今度はロウのトップを削ります。 そんなに厚くなくていいです。 銀も高いですから... 私のは、土台のみの厚さが2.5mm位ですが、 まったく問題なしです。 |
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B湯道取り付け 溶けた銀が通る穴をつけてやります。 Φ2mm位の針金をロウに取り付けます。 針金を5cm位?に切って、ライターであぶります。 多分熱いので、ペンチなどで持ってください。 そしたらすかさずさっき作ったロウにドッキングです。 冷めてから、熱で荒れてしまったトップの面を 綺麗に削りなおしてください。 |
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Cセッティング いよいよ石膏型を作ります。 粘土で写真のような形の台を作ります。 そこに作った山のてっぺんに、先ほど作った 原型の針金を差し込み、鋳造リングもはめてみます。 あんまり山が浅すぎると、圧迫のときに 銀と石綿が触ってしまって失敗します。 右図のような間隔になるように、調節してください。 一度鋳造リングをはずして、ちょこっとだけ石膏を 薄めに水で溶いて、筆などで原型に塗ってください。 これをやると、気泡などが入りずらくなり、 仕上がりが綺麗です。 私はめんどくさいのでやりませんでした。 結果は... 次に、鋳造リングを戻して、石膏を流す作業に入ります。 適当な容器(ペットボトルを切ったりとか)に水を入れます。 作りたい石膏の量の半分くらいです。 そこに石膏の粉を静かに入れていきます。 分量は、上澄みがなくなるくらい+ちょっとが いいと思います。 それをマッサージ器などで振動を加えながら、 棒などでよくかき混ぜ、 先ほどの型に注いでいきます。 鋳造リングの内側を伝うように、ちょろちょろと注ぎます。 このときも、鋳造リングにマッサージ器を当てながらやると、 気泡が入りずらいです。 容器から流れ出しづらいときは、そっちに振動を加えると よく流れます。 流し終わっても、固まるまで暫く振動させて、気泡を抜きます。 |
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D焼成〜 後は、銀庵さんの所を参考にしてください。 かなり詳しく説明されています。 私もここで勉強しました。 ちなみに私の家は古い電気のコンロしかないのですが、 よく時間をかけて焼成すれば(2時間位)できました。 かなり失敗率は高いですが... ちなみに、型から出したのが右の写真ですが、 イボみたいになっているのは、私の不精のせいで 気泡が入った所です。 Cの作業をきちんとやることをお勧めします。 |
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棒取り付け 半田ごてに取り付けられるように、棒をつけます。 今回は、真鍮の棒を銀蝋でつけました。 20ワットの半田ごてだと、3分ロウで大丈夫でした。 60ワットのこてだと、取れてしまうようです。 でも、60ワットの方が焼印を押しやすいです。う〜ん... もっと上の蝋を使った方が安心ですよね。 |
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完成 ちゃんと押せています。 なんかイメージと違いましたが。 改良の余地ありです。 |
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試行錯誤 ちなみに失敗例をいくつか。→ ほんとはもっともっと失敗しています。 写真の物の失敗原因は、おそらく焼成不足です。 |
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