○準備
コイン
今回は、写真のコインを、コンチョにしてみます。
5セントコインです。
材質は銀ではないんですが、何なのかよく知りません。
矢坊主状のもの
適当なものを。
ホームセンターで適当に探してみました。
玉台状のもの
いろいろ探しているのですが、今のところは
百均で買った、たこ焼き器を使用しています。
肌が粗いし、穴もいびつ、系も大きいと、
いいとこなしですが、使っています。
もっといい物があったら、教えてください...
銅膜テープか何か
裏が糊してあって、ぺたぺたくっつきます。
金槌
針金
バーナー
半田ごて
半田、フラックス
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@焼きなまし
コインの硬度を落とし、加工しやすくするため、焼き
なまします。
コインを、アルミホイルでしっかり包みましょう。
そのとき、耳をつけてペンチで挟めるようにします。
そしたら、作った耳をペンチで挟みバーナーで
あぶります。
全体が赤くなるくらいでいいでしょう。
あまりやりすぎると、コインの色が変わってしまうし
熔け落ちてとても危険です。
安全な場所で、安全な用意をしてから
作業しましょう。
火からおろしたら、そのままにして自然に冷まします。
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A叩き
焼きなましをして柔らかくなったコインから、アルミ
をはがしましょう。
表面を守るために、銅テープを貼ります。
たこ焼き器の穴にコインを置いたら、矢坊主状の物で
金槌をつかい、カンカン叩いていきます。
一気にやろうとすると、形がいびつになるので、
形を見ながら、気長にやってください。
たこ焼き器の、いい感じの曲面を見つけてください。
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B輪っかの作成
裏につける、紐を通す輪を作っておきます。
私は、後で本体にくっつけ易いのと、加工のしやすさ
から、銅線を使っています。
ペンチで写真のような形にまげて、本体と接する部分
を、やすりで平らに削っておきます。
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C輪っかの取り付け
本当は、銀蝋でつけた方が強度的にも
良いのですが、ちょっと素材的に難易度が
高い場合があるので、より融点の低い半田で
今回はやってみました。
ペンチで引っ張って見ましたが、
ちょっとやそっとでは取れませんでした。
コインの裏側を、半田が乗りやすいように
サンドペーパーで荒らしておきます。
フラックスを塗ったら、半田付けをします。
コインが丸くなっているので、平らなところで作業を
使用とすると、転がってうまくいきません。
穴の開いた台を使うなど、工夫してください。
完成したら、フラックスが残っていると、金属によくないので、
真鍮ブラシなどでよく落としておきましょう。
コインの材質によっては、半田がとてもつきにくい
ことがあるので、慣れが必要です。
はじめは、銅の含有量が高いコインで
やってみてください。
写真は曲がりが浅いですが、このページために
簡単に作ったものなので、もっと時間をかけて
丁寧にやれば、たこ焼き器でも、もう少し深く
曲げられます。
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ほかにも、ネジも付けられます。
写真の左側のは、普通のナットを無理やり付けてます。
右側は、下においてある皿ネジのようなものを切って
これまた強引に取り付けました。
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がんばって曲げると、このくらい曲がります。
あんまり?
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